AIと士業、AIと民泊

投稿日: カテゴリー: IT民泊・ゲストハウス

先日、クラウド会計、自動家計簿で有名な株式会社マネーフォワードが主催する「青年士業交流会&士業勉強会〜AI(人口知能)は士業にどのような影響を与えるのか?〜」に参加してきました。

 

マネーフォワード主催の無料セミナーなので、基本的にはマネーフォワードの宣伝ですが、内容としてはそれなりに勉強になりましたし、懇親会では沢山の士業の方とお知り合いになることができました。

 

まず、AIについてですが、「いずれAIの発達により士業の仕事が奪われてなくなる」という漠然とした話ではなく、仕事のどの部分が奪われやすいのか、そういう視点で見る必要があると。

 

AIについては、仕事を奪う脅威と見る向きが(特に士業に関しては)ほとんどで、たしかにこれまでの業務を淡々とこなすというだけでは、AIという「競合」に追いやられるのは目に見えています。

しかし、士業の業務は常に時代とともに変化しますし、むしろそうでなくてはならないと思っています。

 

私自身も、書類の中に何度も現れる同じ言葉、名前、住所など、重要でありながらミスをしやすい文字の記載・チェックといった作業は、できれば機械にやってもらいたいと思うことはよくあります。

人間は同じ作業を行っても、人により、あるいは同じ人でもその時々によって能力が異なり変化するので、いかに平準化したクオリティを提供できるのかが作業において重要です。それはマニュアル化したり、ダブルチェックを行ったりすることで対応しますが、人間に較べて機械の方がそうした作業は、ミスが少なく早いことがほとんどです。

 

ですので、私自身はむしろAIの発達は歓迎で、AIではできない仕事・AIに代替することが難しい仕事に集中できるようになると、ある意味楽観的に考えています(究極的には全ての仕事はAI・ロボットが行える日はくるでしょうけど。それが10年後なのか、100年後なのかはわかりません)。

 

 

では、民泊についてはどうでしょうか?

民泊の業務を私なりに分けてみました。

 

1.リスティング(登録、写真のアップロード、情報入力、値段設定)

2.予約受け付け・対応

3.メッセージのやりとり

4.当日のチェックイン

5.カギの受け渡し

6.道案内・施設案内

7.コミュニケーション

8.思い出づくり

9.トラブル対応

10.チェックアウト

11.清掃

12.ベッドメイキング

13.ゴミ捨て

14.修繕

 

このうち、パッと見ただけでも、2、3、4、5、6、7、10ぐらいまでなら今の技術でAI、ITによる代替ができるだろうと想像できます。

実際、AIとは違うかもしれませんが、チェックインはタブレット端末で可能ですし、本人確認はカメラ越しでも可能(法令上適法かは別の話ですが)ですし、カギはダイヤルロックやスマートロックで受け渡しは不要ですし、道案内はスマホでできないわけではありません。

1については、値段の自動調整をするサービスがあります。

 

今回のセミナーでも触れられていましたが、緊急時の対応はAIで代替されにくいということで、イレギュラー対応を求められる9、14は生き残るかもしれません。

 

8、11、12、13は、AI・ロボットが行うにはまだまだ技術やコスト面で難しいでしょう(ロボットによる受付、清掃で有名な某ホテルでさえ、ベッドメイキングなどは人間が行っているらしいです)。

 

将来的にはほぼ無人の民泊、逆に人による手厚い民泊、といった差がより顕著になるように思います。