男性介護者のトイレ・下着の苦悩

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現在、私は仕事の傍ら、要介護3の母親の介護をしています。

とはいっても、福祉サービスを利用しているお陰で私自身の負担はかなり軽く、仕事に重大な支障をきたすほどではありません。

私は男性であり、母は女性。

そこで悩まされるのが「トイレ」。

外出時はおおむね車いすなので、男女兼用・障がい者用のトイレがあれば一緒に入って問題なく介助できますが、古い病院などでは備えていないところもあります。

一応、母は女性なので女性用トイレに連れて行き、便器まで誘導したら自分だけ入り口の外に出て様子を伺いながらタイミングを見計らって中に入り、車いすに乗せて逃げるように外に出ます。

以前、トイレに入ってきた女性とバッティングしてしまい、状況を察したのか、「すみません」と言われてしまいました。

いや、私の方です、謝りたいのは。というか、私も謝りました。

男性用トイレに連れて行けば私は肩身の狭い思いをしなくてもいいのですが、母の女性としての尊厳を守る必要もあり、余程のことがない限り、男性用トイレに連れて行くという選択肢は取りません。

しかし、不審な男が女性用トイレにいるということで通報されてしまうのではないかという不安がつきまといます。

今のところそういったトラブルはありませんが、異性による介護というのはやりづらいなというのが正直なところです。

これはトイレに限らず、「下着」の購入でも問題になります。

本人を連れていけるときは連れて行き、選んでもらいますが、入院などの連れて行けない時は本当に困ります。

「もう何とでも思え」 と心を殺して買おうと思いましたが、できませんでした。

店員さんに協力してもらって適当なものを選んでもらいましたが、心にずーんと重いものを感じながら帰路についたのを覚えています。

少子高齢化、晩婚・非婚化が進む昨今、いずれは息子が親を介護することも珍しくない時代がやってくるでしょう。

公共施設だけでなく、民間施設でももっともっとバリアフリーのトイレが浸透し、男性介護者を支援する人・団体やネットショッピングが広まることを願ってやみません。